トレーラー塗装

当社工場では塗装ブースは最大で全長18メートル・幅7メートルとトレーラーを塗装するのに十分な広さがあり、トレーラーを動かす為のトレーラーヘッドも3台保有している為、塗装はもちろんトレーラーの引取納車も引受けることが出来ます。
また油圧装置の着いたトレーラーヘッドも保有している為、塗装の際油圧シリンダーを動かす必要のあるダンプトレーラー等も塗装可能です。
トレーラーはしばしば長距離を走行し、様々な天候条件や環境下で使用されるため、外部からのダメージや劣化にさらされやすいです。そのため、大切に長期間使い続ける為には、定期的なメンテナンス・修理や塗装はもちろん、プレイマーや塗料の選定、防錆塗装の有無なども重要になってきます。また近年では、シャシ部分の美観も変わってきていて、一昔前までは、シャシだしボデーほど艶が無くても費用が安く抑えられるならと、フタル酸樹脂塗料で塗ることが主流でしたが、今ではシャシもボデーと同じような美観にしたいということからウレタン樹脂塗料が使われことがほとんどになっています。

当社では回送業も行っており、トラクターヘッドを使ってトレーラーの登録・検査も行う事ができ、国内ならどこでもそのままお客様の元にお届けすることも対応しています。。

塗装実績

1、海上コンテナ用トレーラー
コンテナの無い状態で搬入頂き塗装します。沿岸地域をよく走られることもあり、防錆塗装をすることもよくあります。

2、ウィングトレーラー
ウィング部やアオリ部分はアルミ製の為塗装しないことも多く、その場合は養生で全て覆い、前壁やボデーの土台部分等を塗装します。最近では、サイドにFRPやアルミ素材のエアロを付けた車両もあり全塗装することもあります。

3、ダンプトレーラー
油圧装置付きのトレーラーヘッドでダンプアップしてベッセル裏までしっかりと塗り込む必要があります。天蓋付き、スウェーデン鋼のボデー等、形・素材問わずに対応致します。

4、LPGトレーラー
ガスローリーではタンクの塗装膜厚の指定があるので、プライマー・サフェーサー・上塗りをしっかりと塗り込みむ必要があります。上塗り塗料では膜厚をつけすぎるとひび割れる等の不良が発生する可能性もあるので、厚膜用のサフェーサーで塗膜の厚みを出し上塗りをして完成させます。

5、ドリー式フルトレーラー
塗装に関しては他のトレーラーと何も変わりませんが、ブースに入れる際などバックをする時は非常に複雑な動きで操作が難しいです。

6、キャリアカー(トレーラー)
車を運ぶキャリアカーは、塗る面積自体は少ないですが四方八方から色を塗らないといけないので、思った以上に塗料と作業時間が必要になります。また専用のトレーラーヘッドが必要ですが、当社では現在持ち合わせていませんので、塗装する際はヘッド側をお借りして作業を行う事になります。


このほかにもタンクトレーラーや幅広(幅3200)の平床・重トレーラーなど、大体のトレーラーは塗装実績がありますので塗装する事が出来ます。また中古で購入されたトレーラーのリフレッシュ塗装等も、お客様の費用やかけられる時間など詳細を教えて頂き、工程や仕上がり具合を相談させていただき施工しています。

BEFORE